ジュエルっ子物語

 

ある日、アキは、一人の男の子に出会いました。

「え? 女の子? ううん、男の子? どっち?」

本当は、そんなこと、どうだっていいと思っていました。

男の子のひとみのかがやきにただ、引きこまれました。

あまりにも(むね)がドキドキするので、いつもの自分にもどるためにきいてみたのです。