サービス業

幼児さんの部屋をのぞくと2歳の可愛い女の子が私を見て「アホウ」、なんでとちょっとショックを受けていると、別の子達が「持ってきて」、混乱していると、5歳の子が「マホウ持ってきて」。やっと解析できました。時々簡単な手品をしていたので、子ども達はそれを魔法と呼んでいたようです。ご要望に即対応、急いで種を取りに行き、30秒コース、仕事にもどりました。

マスター

前の職場では、子ども達に「館長さん」とか「館長チャマ」とか呼ばれていましたが、新しい職場こども総合相談センターの秘密の部屋こと、まりんルームでは「係長」とか「先生」とか呼ばれていて、何か漠然とした寂しさを味わっています。せめて子ども達だけでも、「ルームマスター」とか呼んでくれないかなあ、と心密かに期待する今日この頃です。

仲間はずれ

まりんルームの現アイドルこと朝潮ちゃん(仮名)はいささか太っているせいか、鼻で息があまりできません。ですから毎朝粉薬を飲むとき噴出してしまい、職員もおかしいのをこらえながらわあわあ楽しそうにやっています。ある朝、私も見てみようと前に立っていると、緊張したのかそのまま何事もなく飲んでしまいました。係長の悲哀を感じる出来事でした。

塗り絵

小学1年の男の子が色鉛筆を事務所に返しに来たので、何を描いたか尋ねると、コスモスとのこと。ちょっと時期が早いような気がしましたが、「何色のコスモス?」「う~ん」「黄色それとも白?」「持ってくる」。持ってきたのはウルトラマンの塗り絵でした。そうかウルトラマンコスモスのことだったのか。色使いをほめてあげましたが、本当は横にウルトラマンティガと書いてあったけど、黙っていました。

KAWAII

アメリカ人の方が、小学生に紙皿を使った仮面作りを教えてくれました。簡単な英語を学びながら作るので、最初緊張気味の子どもたちもすぐにほぐれ思い思いのマスクが完成、大喜び。もうすぐハロウィンなので、バンパイアのマスクを作っていた女の子につい思ったまま「(マスク)かわいい」と言って、しまった「でも怖い」とフォローしましたが、「かわいくない」と怒られてしまいました。かわいいってオールマイティーじゃ無かったんですね。