【前回の記事を読む】【詩集】「其処には、戦争の様子が見えた。」
ウィルス
ウィルスには
意思が無い。
人には意思がある。
誰の意思で生き延びるのか？
命
漁師は、板一枚で命を繋いでいる。
人類は、成層圏一枚で命を繋いでいる。
食物連鎖
人間は、
超高性能な濾過機である。
ウィルスは意思がない。ウィルスは、世界経済を麻痺させた。
詩集 点滅
【第3回】
幸せとは。人生とは。
幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、
新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、
withコロナ時代のための詩集。
「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。
本記事は、青山修万氏の書籍『詩集 点滅』（幻冬舎ルネッサンス新社）より、一部抜粋・編集したものです。
