そしてその横の路地を入り、展示番号1番が大原美術館を建てた大原さんのお屋敷。大原邸の屏風が倉敷川に面したお部屋に展示してありました。

金屏風二双で、右手は有名な洋画家・満谷国四郎の絵、左手が大原孫三郎氏がスポンサーになって絵の勉強をさせ、のちにヨーロッパに渡って大原美術館の元になる西洋名画を買い付けてきた、児島虎次郎画伯の絵でした。

絵の手前には、その孫に当たる陶芸家児島塊太郎氏の器に花が生けてありました。

洋画家の書いた屏風絵というのは、やはり日本画家の屏風絵とは雰囲気が違う気がしました。

その部屋の横の玄関土間には、お駕篭が屋根を上げた形で展示してあり、江戸時代の分限者らしいお道具でした。

大原家別邸、別名緑御殿と言われる有隣荘では、生け花アーティストの中川幸夫氏のお花と屏風の展覧会が入場料1,000円で催されていましたが、夫は興味がなく、お金を払ってまで見ないとのことでしたので見ませんでした。

その後は、駅前メインストリートを横切り、JR倉敷駅まで行ってしまいました。

軽くお寿司を食べました。

その後、商店街に入ると、お祭りらしく獅子舞の一行と出会いました。

獅子舞を見るのは倉敷では初めてでした。ちょうどお菓子屋さんに行って断られたところで、舞う姿を見られなくて残念でしたが、お祭りの周辺の人たちの様子が最後になって見られて幸いでした。