健康・暮らし・子育て 絵本・漫画 絵本 食生活 育児 2023.03.30 【絵本】今日のごはんは さんまのしおやき!だけど嫌がるたけくんに、ママは… さかなのなかさ 【第1回】 青柳 礼恵 さかなが出たら「ほねさがし」! この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 おさかなが大っきらいなたけくん。だけど、ある日のごはんは、さんまのしおやき!「ほね とるの めんどくさ~い!!」とイヤがるたけくんに、ママが「さかなのなかさ♪ ほねさがし♪」とうたいはじめて......。子どもの好奇心を刺激して、「魚」を食べることを楽しみに変える食育絵本。※本記事は、青柳礼恵氏の書籍『さかなのなかさ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 さかなのなかさ
エッセイ 『59才 失くした物と得た物』 【新連載】 有村 月 結婚してから35年、「愛」はなくとも「情」は生まれる ダンナが死んだ―まさかの現実。自覚はなかったが、この時から私の「おひとりさま」は始まろうとしていたようだ。たしかにダンナは肝臓の数値が悪いと1ヵ月半入院したものの退院、体力も少しずつ戻りはじめ還暦祝の1泊旅行もし、そのたった1週間後にはこの世からいなくなるなんて、頭の中のすみっこにさえなかった事。よくいう野球の九回裏2アウトからの逆転満塁ホームラン的な。その1年半前、最愛の母が「くも膜下出血」で…
小説 『ネムとジド』 【第2回】 喜田 美樹 「やっぱり、うちじゃ飼えないよ。かわいそうだけど、ねているうちに、すててこよう」 そこで指に乳をつけてさしだすと、ぺろぺろとなめ、そのうちに、皿に頭をぶつけながら、なめだした。なめおわると、いねむりをはじめた。おしりがぬれて、水のようなうんちがでている。指でぬぐうと、母犬になめてもらったように、安心しきってねてしまった。ネムは子犬をだいて、ペチカ(暖炉)のわきの、ワラぶとんをしいた小さなベッドにいって、よこになった。夕方かえってきた、母さんのミレンカは、ネムをみておどろいた。…