★紫の世界

「いよいよ7つめの世界‼ ワクワクするなぁきっとさいごだからすっごいお手伝いがあるんだわー(準備体操しておこうかな)」

「コンコン…わたし☆ガリーナちゃんです」

「こんにちは☆ガリーナちゃん」

「元気?」

「おなか空いてない?」

「困ったことがあったら言ってね

」あ…あれ? ☆ガリーナちゃんが戸惑ってしまうほど、紫の世界の妖精さんたちは、いつも相手を想いやり困ってる人いないかな? 元気じゃないけどだいじょうぶかな? って…みんなが笑顔で過ごせることを考えてくれるのです。

☆ガリーナちゃんがお手伝いすることもなくどうしたらいいかなぁーって考えていると…紫の妖精さんたちがそばにきてこう言いました

「☆ガリーナちゃん、よくがんばったね旅は楽しかったかい?」

「7つの世界を旅してどうだったかな?」

「とーってもとーっても楽しかったわ」

「たくさんの妖精さんの良いところを見つけられたの‼」

「今、私たちが☆ガリーナちゃんにかけた言葉や想いは☆ガリーナちゃんがこの旅の中でしてきたことだよ」

「7つの世界、7つの良さそれはね…☆ガリーナちゃんも持っている世界なんだよ」

「だからね時々不安になったり、ちょっぴり周りがうらやましくなったらこの旅のことを思い出してごらん」

☆ガリーナちゃんを7つの世界の妖精さんたちが7色の光で包み消えていきました。

☆ガリーナちゃんも、世界中のみんなも7色の自分の世界に耳をかたむけてあげて自分の世界を大切に…

あなたにはどんな声が聞こえるかな

虹の国へ帰った☆ガリーナちゃんは王様に旅の報告をしました。

「フォッフォッフォッ…それは☆ガリーナちゃん楽しい旅になったのじゃな」

「で、☆ガリーナちゃんは何色が好きになったのかな?」

「ぜーんぶ ぜ・ん・ぶ だってわたしは7色の虹の妖精☆ガリーナちゃんだもん」

「そうじゃったな」

「フム、どうする? ☆ガリーナちゃん旅をつづけるかい」

「ワァーイ‼ ☆ガリーナちゃんもっともーっとたくさんのおともだちに会いたーい」

【前回の記事を読む】【小説】【小説】「虹のまんなかの色は緑なんだ。7色をつなぐ色だよ」