★緑の世界

「4つめの世界へきたわー楽しみ!!」

「コンコン…わたし☆ガリーナちゃんです」

緑の世界の妖精さんたちは…なんとなんと…ハートがカピカピになっていたのです。

「みんなどうしたの? ☆ガリーナちゃんに言って!!助けたいの!!」

☆ガリーナちゃんは一人、一人、おはなしを聞いてあげることにしました。

ちょっぴり心をおやすみさせたい子

少しだけ一人の時間がほしい子

色々迷って決断できない子

まわりがうらやましい子

☆ガリーナちゃんは一人、一人をギューしてあげました。するとね…みんなのハートがキラキラのエメラルドグリーンに輝き出しました。

「あのね、あのね、緑っていっぱい良いところあるんだよ。虹のまんなかの色って緑なんだよ。7色をつなぐ色だよ。緑の妖精さんがいるだけで、みんなホッとしたり癒されたりするんだよ。でもね…時々甘えていいんだよ。がんばったり、がまんしすぎちゃダメだよー」

「みんな元気でねー!!」

「☆ガリーナちゃんありがとー!!」

★青の世界

「たくさん旅してきたわー!!次はどんな妖精さんかな」

「コンコンわたし☆ガリーナちゃんです」

青の世界の妖精さんたちはとってもはずかしがりやさんでした。

「こんにちはー!!」

「こんにちは…」

モジモジあれあれ…? なんだかなんだか青の世界の妖精さんたちは何か言いたそう…

☆ガリーナちゃんはみんなに伝えました。

「あのね、青の妖精さんたちは本当はおしゃべりが大好きで、とーっても上手なのよ」

「あとね、あとね、いつもハートが平和なの」

「お空や海のように、広ーい心を持ってるの。だからね言いたい気持ち、伝えていいんだよ!!そしたらね…もーっと仲よしになれるよー」

すると…青の妖精さんたちは

「あのね本当はね…」

「わたしね…」

「ボクね…」

みんなたくさんおしゃべりをはじめました。楽しい笑い声が聞こえてきて

☆ガリーナちゃんはホッと一安心

「みんなー。これからも仲よく楽しいおしゃべりしてねー!!」

「☆ガリーナちゃんありがとー!!」

【前回の記事を読む】【小説】虹の妖精☆ガリーナちゃん、7つの世界に旅に出る!