ウイスキー

蒸溜直後は無色透明

樽の中で熟成させて

あの色になる

悠久の醸し出す

神秘とロマンが溶け合った

琥珀色

時を

想いを

偶然という必然を

沁みわたらせなければ

表せないもの

氷をつたい

グラスの中で

琥珀が揺れる

ロックがいい

【前回の記事を読む】【詩】「すでにある永遠の中に我々はあるのだと気づくだろう」