小説 絵本・漫画 絵本 健康 育児 2022.09.01 お子さんが「歯磨き好き」になる!現役歯科医師が送る絵本 こどもがよろこぶナイショはみがき 【第1回】 大澤 広晃 | よこて さとめ はみがきは、がんばらなくて大丈夫。 家族で楽しくが何より大事! この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 歯磨きは本来、シャンプーよりもずっと簡単なはず。小手先のテクニックや理論で歯磨きを強制しては、お子さんは歯磨きを好きになってくれません。大事なのは、ほんの少しの基本を覚えて、親子で楽しい歯磨きのやり方を探すこと。現役歯科医師が送る、家族の時間をの楽しいものにするための教育絵本。※本記事は、大澤広晃氏・よこてさとめ氏の書籍『こどもがよろこぶナイショはみがき』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 こどもがよろこぶナイショはみがき
小説 『恋愛配達』 【第15回】 氷満 圭一郎 配達票にサインすると、彼女は思案するように僕の顔を見つめ「じゃあ寄ってく?」と… 「本業は酒屋で、宅配便はバイトです。ところでさ」ぼくはたまらず差し挟まずにはいられない。「さっきからなんなの、どっち、どっちって?」「だってあなた、ドッチ君だもん」「何、ドッチ君て?」すると瞳子さんは、ぼくの胸に付いている名札を指差した。これは配達者が何者であるのか知らせるために、運送会社から貸与されているものだ。ぼくの名前は以前病室で宴会を開いた時に教えていたはずだが、漢字までは教えていない。…
小説 『標本室の男』 【第8回】 均埜 権兵衛 長身でにやけた三流役者といった風貌の三十一歳の医師は看護師の質問をはぐらかし… 夜半の雨はいつの間にか上がり、翌日も快晴となった。朝陽を浴びて窓の曇り硝子が眩しい程に輝いていた。妻の彰子が起きがけにカーテンを引いていったらしい。居間の方で絵里子のはしゃぐ声がしていた。時々それに応える妻のものやわらかな声が響く。今日はドライブに出かける約束をしていた。天気がよかったら岬巡りをするつもりでいたのだ。窓越しの朝陽を見ていると、目の前に青々と広がる海が見えるかのような気がした。だが…