しあわせのレシピ

河村 綾子
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2018年10月2日
ISBN 9784344918894 判型 4-696ページ
価格1,200円+税
『世界に一人しかいない「わたし」を 強く 強く 抱きしめてあげて下さい』 ふとした瞬間の優しさ、人とのつながりを自然や植物になぞらえて描く“調味料その①優しさ” 『ああ何度でも こうしてあやしてくれる人がどこかにいないだろうか』 大人になって思い出す“初めて”のこと。どこか懐かしく寂しい気持ちを描いた“調味料その②思い出” 『木の影がそっと 探してる 自分の色を 探してる』 生きていることのしあわせ、よろこびを描く“調味料その③希望” 「優しさ」「思い出」「希望」をキーワードとした3部構成で贈る、日常を彩る言葉の料理46品。 ほっとしたいときに読みたいやさしい一冊。
目次
  1. しあわせのレシピ
  2. 調味料その① 優しさ
  3. かなしみのリズム
  4. 私より「わたし」へ
  5. 憧れ
  6. ぬけ穴
  7. 雲のカーテンを開けるとき
  8. しろいランプ
  9. たんぽぽの足
  10. ボタンのマーチ
  11. 沈黙の音
  12. カシの木の伝言
  13. 秋桜の告白
  14. 水分補給
  15. からっぽ
  16. 沈黙
  17. 世界で一番素敵なこと
  18. 調味料その② 思い出
  19. きずな
  20. 夕立の祝福
  21. なぞ
  22. プレゼント
  23. しおれた桜の思い出
  24. 島唄とさざ波
  25. なつかしい時間
  26. 迷子
  27. 忘れもの(鯉)
  28. 忘れもの(少女)
  29. イネのねがい
  30. 誕生日
  31. いい顔
  32. 梅の実の色
  33. かえりたい
  34. 調味料その③ 希望
  35. ぶどうの中味
  36. 深い眠りの中で
  37. おめでとう
  38. 鼓動
  39. 足元の宙
  40. 幻燈会
  41. わたげを飛ばすとき
  42. 巣立ち
  43. 月光
  44. 世界で初めて降った雪
  45. ぽこ・あ・ぽこ
  46. 彼岸花と足音
  47. 愛しい別れ
  48. 虹のてっぺん

掲載記事

著者詳細

河村 綾子
一九九〇年東京都葛飾区亀有に生まれる。幼い頃、「この広い野原いっぱい」の詩を読んで、夜空いっぱいの星をガラスびんに詰めることに憧れる。日本女子大学文学部在学中に本格的に詩の勉強を始め、現在はブログなどを通して新しい詩を配信している。好きな詩集は工藤直子さんの「のはらうた」。詩集の中で“わたし”と“空”“花”“雲”などの生命たちが泣いたり笑ったりしています。一緒にお楽しみください。