赤ちゃんは「泣く」という信号を発します。言葉をしゃべることができませんので、とにかく泣くことで発信するのです。それに応答する形で、赤ちゃんとお母さんとの間で情動の共有が始まります。そして、一人で歩く頃になると、子どもは探索行動を始めます。お母さんを拠点として、自分のからだを自分の力で自由に移動できることに喜びを感じ、動き始めるのです。でも、ふと気づくとお母さんが近くにいない……。それで不安になり…
[連載]隣る人
-
エッセイ『隣る人』【第8回】仲 律子
子どもにも大人にも情緒に必要な心の発達はお母さんのような「安心感」
-
エッセイ『隣る人』【第7回】仲 律子
算数の天才は計算ができない!?子育て中のお母さんが悩む子どもの発達は十人十色
-
エッセイ『隣る人』【第6回】仲 律子
心が深く傷ついて動けないあなた、あきらめないで!愛する人と巡り会えるその日まで
-
エッセイ『隣る人』【第5回】仲 律子
「忘れられるものなら忘れてみなさい」瞳の奥で眠っていた約束…
-
エッセイ『隣る人』【第4回】仲 律子
「見える」ものは沢山あるが、「見る」のは自分が見たいものだけ
-
エッセイ『隣る人』【第3回】仲 律子
「死ぬ瞬間本当に幸せな脳波が流れる」...死に際に見える光景とは
-
エッセイ『隣る人』【第2回】仲 律子
「人はこうやって亡くなっていくんだな」母の穏やかな最期に考えたこと
-
エッセイ『隣る人』【新連載】仲 律子
「みなさんは雨がお好きですか?」親子の愛情にも似た雨の話