はじめに

変わり者の私(異端者)が新しい経済構造を公表し、それが実現できたら、素晴らしい世の中になるでしょう。

なぜ変わり者なのか?

私には神様達や霊魂達がたくさん入っていて、彼らから「誠さん」と親しく呼ばれているからです。

私はふだんの生活において神様達や霊魂達と会話もしていますが、現在のところ警察沙汰にはなっていませんし、眠れるし、食べているし、仕事もしています。日常生活にはなんら支障をきたしていないので、まあーいいかと過ごしています(主治医も私が神様達や霊魂達と会話できることは「才能」と言っている)。

経済構造が行き詰まっている今、経済基盤を変えることが大切だと私は考えます。

私は大学卒業直前より、経済基盤の構造を変えることを考えてきました。その結果、ただ理論的に頭でっかちに考えるより、農業経営をして実践すれば早く実現達成できると思い、農業経営を始めたのです。

私が考えた経済基盤とは、具体的には、食物を通貨の基準にし、週休3日制にすることです。そうすれば資本家の搾取を減らすことができるでしょう。週休3日制にすると給料が減るのがネックですが、可能な企業の賃金はそのままで進めるべきだと考えています。

非正規雇用が増えている現代社会では、農地と水があれば食物産業に休日を利用することが可能です。さらに食物を通貨の基準にできたら、素晴らしい社会が訪れるでしょう。そのビジョンもすでにできています。

食物生産(自家製野菜栽培)に従事するのは自由です。週休3日制の内の1日か2日は、食物生産が可能な人々が従事すれば良いのです。私も微力ながら、人々のためになることをしたいと思っています。

NHK総合テレビ番組の『映像の世紀バタフライエフェクト』のように、私がこの新構想を発信して、数十年後に世界中に波及し、実現、達成できたらどうでしょう。

本書では、私と神様達や霊魂達との会話を各所で引用しています。奇妙に思われるかもしれませんが、神様達や霊魂達が「誠の中に入っている」と言っているので、「入っていないよ」と無下に反論もしていません。これはあくまでも個人の意見であり、表現の自由だと思っています。ただ、今は実体が見えない神様達や霊魂達の存在を証明する術はありません。

本書のタイトルについて、私に入っているカール・マルクスさん(経済学者)が、「この本のメインタイトルを『週休3日制にして資本家の搾取を減らすこと』としてはどうですか?」と提案してきました。

検討した結果、私の考えたそのようなビジョンをメインタイトルにし、食物を通貨の基準にすることをサブタイトルにしました。そして、本を執筆することを私の使命とし、役目とし、自分に与えられたことをしっかりこなそうと思っています。

それにしても、なぜ私に神様達や霊魂達が降臨したのでしょうか。理由は話せば長くなりますが、若い頃に執筆した『立ち直って』にあるように、私は以前から、あくびで神様や霊魂と交信していました。