ニュートンのたとえ

それを説明する有名な話があります。物理の授業で聞いた方もいるかと思います。リンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したニュートンが、この宇宙が偶然にできたものではないことを友人に証明した話です。

ある日、ニュートンの友達が家を訪ねてきました。その友人は神を信じることなく、宇宙も偶然が重なってできたと考えている科学者でした。彼がニュートンの家に入ると、そこには太陽と惑星と地球と月の精巧な模型がありました。それを見た友人がニュートンに言いました。

「おいニュートン、この立派な宇宙の模型は、一体誰が作ったんだ?」

そのときニュートンは言いました。

「誰でもない」。

その友人はむきになって反論しました。

「おいおい、誰でもないってことはないだろう。そんなことはあり得ない。誰かが作ったはずだ」

ニュートンは答えました。

「おやおや、おかしなことを言うな。君はいつも僕に言っていただろう。人も宇宙も何人にもよらず、偶然の産物によってできたのだと。それなのに本当の宇宙に比べれば、はるかに単純ではるかに小さいこの模型が偶然にできることはあり得ないと言うのか?」

かくしてニュートンは、神をも信じない友人に創造主の存在を承服させたということです。