はだかのお子様

子どもが「機関車の絵を描いて」と色鉛筆を持ってきました。10台程いろいろな色で描いた後、白い鉛筆を渡されたので、適当に描くと「見えない」と子どもは言います。そこで「この絵は素直な子にしか見えないんだ。ぐずる子は見えないの」ちょっと間をおいて「見える」と言います。そこでまた白鉛筆で「これはいい子には見えるんだ」。すかさず「見える」。内心「うそつき」と思いながらも、やっと楽しいお絵かきの時間は終わりました。

人間って

子どもが指をすりむいたと見せにきました。大したことはなかったので、「大丈夫だ」と言いましたが、納得せず痛いと泣き出してしまいました。すると「片付けなさい」と厳しい声、あわてて行ってしまいました。それから帰ってきた子どもは両手を眺めています。どの指だったかわからないようなので、教えてあげると、また痛いと泣き出しました。人間って精神の動物だと思いました。

影響力

子どもと温泉で身体を洗っていると、もみじのような手で私の背中に石鹸をぬってくれます。しばらくすると違った面圧、振り向くとお尻ですりすりしていました。それからしばらくして、シャンプーを流してくれるというので、目をつぶっていると、水でした。クレヨンしんちゃんのたくましさだけ真似て欲しい今日この頃です。