カフェと写真スタジオを併設する<トロワ>のオーナー勅使河原拓史は、カメラマンとして講師を務める写真講座のなかで小学2年生ころに体験したストップモーションについての話をする。 「象徴的な数秒間だけ風景は止まるんだ」 人生の終盤に訪れた、強く心惹かれる女性との出会い、時代の移り変わりとともにフィルムからデジタルへと変化する「写真」。 生涯をカメラに捧げた一人の男のストーリー。