生命譚
ISBN 9784344939509
判型 4-6
218ページ
「わしの一世一代の発明や。兄ちゃん、大事に使うてや」
洛北大4年の純平は、薬学博士を名乗る初老の男・倉元から怪しげな薬を渡される。
それを飲んだチームメイトを試合中に襲った衝撃――。
病弱な母を救いたいと、再生細胞の研究を続ける純平。石油化学工業会社勤務ながら、
環境問題をきっかけに自らの仕事に疑問を持ち始めた朋彦。
そして夫の死後、表舞台から約20年間、姿を消した歌手・旭かなえの人生が交錯し、
「命」「寿命」「病」について問いかける一冊。
- 生命譚 [ 黒谷 丈巳 ]" target="_blank" class="book-intro-shoplist-item__link">