「コロナ不況」で先の見えない日々に不安を抱える人々、富裕層に有利な経済政策により、 働いても働いても生活が苦しい人々――。「己だけが成り立てばよし」としているから貧困者が多くなった、 <資本主義・社会主義>の国々。 「お互いに成り立つ」社会を創造するため、政治・教育・雇用体制について一人一人が当事者として 考えることこそが、明るい未来を実現するカギとなる。 現代社会におけるあらゆる問題の根本原因を明らかにし、「互立主義」という新しい社会構造の実現に よって解決することを提言した一冊。