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令和6416日号第1415回
中村 重信 梶川 博

認知症の人が見る景色 正しい理解と寄り添う介護のために

ISBN 9784344933668 判型 4-6 168ページ
認知症の人が見る景色 正しい理解と寄り添う介護のために

認知症の人には、もの忘れが激しくなるなどの症状が現れますが、そもそも、当人の暮らしを取り巻く環境や世界(景色)の見え方が、通常の人とは違ってくるようです。
認知症の人が見る景色がどんなものか、今まであまり考えられたことはありませんでした。この本では、これまでに明らかになった認知症研究の成果や、認知症の人の生活を基に、当人が見ているであろう景色を描いてみたいと思います。
認知症の人が見る景色を理解していただいたうえで、認知症の人に接することができれば、認知症の人の心にさらに寄り添うことができ、結果としてよりよい介護に繋がるでしょう。(著者より)

価格:1400円 +税

目次

  • 第一部 
  •  認知症の人が見る景色 ―認知症と時間・場所―
  • 第1章 認知症とは
  •  Ⅰ どうなれば認知症?
  •  Ⅱ 認知症の起こり方
  • 第2章 認知症の人の景色
  •  Ⅰ 時の過ぎ行くままに
  •  Ⅱ 所が変わる
  • 第3章 独自の時空にいる認知症の人と接する
  •  Ⅰ 勝手時計を想いやる
  •  Ⅱ 認知症の人の所を想う
  •  Ⅲ 認知症の人と楽しく過ごそう
  • まとめ
  • 第二部 
  •  認知症についてもう少し考えてみよう
  • 第1章 認知症ともの忘れ
  • 第2章 どうなると認知症なのか
  • 第3章 認知症の認知機能障害(中核症状)と行動・心理症状(周辺症状)
  • 第4章 認知症疾患の診断
  • 第5章 認知症疾患の予防と治療
  • 第6章 アルツハイマー病の予防と治療
  • 第7章 血管性認知症の予防と治療
  • 第8章 認知症をめぐる社会の動きまとめ

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