郷倉 伸人

1945(昭和20)年、家族の疎開により、現在の新潟県妙高市に生まれる。
成城大学経済学部卒業後、読売新聞社企画部に入社。
以後、大阪万博、ヨーロッパ絵画の展覧会など、多数のプロジェクトに携わる。
1973(昭和48)年、イギリス留学、イースト・アングリア大学にて美学専攻。
1975(昭和50)年、祖父・郷倉千靭急逝のため留学を断念し、読売新聞社文化事業部に復籍するも、のち読売新聞社を退社。
1980(昭和55)年、周囲に反対されながら、自らの美的感性を信じて潺画廊を設立。
以後、現存作家による個展、グループ展、企画展を180回以上開催し、多くの新人作家の輩出に貢献。
2017(平成29)年、体調不良のため潺画廊を退社。
現在、リア夢プロジェクト会長。
著書に母・郷倉和子の生涯を綴った『気ままな品格』、自身の型破りな半生をまとめた『気ままにギャラリスト』(どちらも幻冬舎)がある。

掲載記事

書籍

  • 気ままとレガシー 北米ローマンス
    郷倉 伸人
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    1916年、大志を胸に、ひとりの青年が海を渡った。
    その名も郷倉千靱。
    のちに日本画家として名を馳せた彼は、異国にて何を学び、何を感じたのだろうか。
    当時の渡米記「北米ローマンス」を現代語訳し、郷倉千靱の青春時代を色鮮やかに紐解く。
    そこに描かれていたのは、夢に向かって邁進する名もなき青年の情熱と息遣いだった。
    己の夢や目標を叶えるために、何をすべきか――。
    千靱のファンはもちろん、いまを生きるすべての人に捧ぐ一冊。