中丸 眞治

1949 年、山梨県甲府市生まれ。
明治大学商学部卒業後(株)桔梗屋入社。
1998 年同社代表取締役社長在職のまま明治大学大学院商学研究科入学。
2004 年、商学博士学位取得。日本経営診断学会所属。
主な著書『銘菓の神話とマーケティングの話』(筆名 武田真 中経出版)、『甲府街史』(共著 山梨日日新聞社)、『サービス業のマーケティング、理論と事例』共訳(同友館)、『ベンチャー戦略論―マーケティングの新展開』(同友館)、他

掲載記事

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書籍

  • 上海輪舞曲
    中丸 眞治
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    第二次世界大戦中の上海、戦後の日本。意図せずして諜報員として戦争に関わる青年と、それを取り巻く個性的な仲間たちの人生を躍動的に描いた長編歴史小説。
    花街で育った賢治は、歳の割にませた少年だった。昭和11年、明治大学の予科に進学した賢治は、広告研究会に所属し、華やかな時代の流れに乗り、広告の研究に情熱を燃やす。卒業後、サークルの機関誌をきっかけに就職した会社は外国向け宣伝誌の制作会社だったが、ある日上海への転勤を命じられる。
    当時の上海は、“洗練と猥雑”が同居した、まさに“混沌"とした街だった。
    第二次世界大戦の戦火が激しくなる中、ダンスホールや、バーで出会う人々との交流を通して、「魔都」と称される上海の裏側に、賢治は意図せずして足を踏み入れていく――。