【前回の記事を読む】「失敗が直せない…」知れば成功する、たった1つの真理

持論6

最近は自分の不甲斐無さやミスなどを痛感することが無くなった。自分を追求することも無くなり次は何をすればいいかと思い始めていたが、最近になって極度に社会的な相談や仲介に入ることが多いことに気付いた。

相談や仲介に入る度になぜ聞く耳を持たないの? なぜ自分がすべてを引き起こしていることに気付かない? 当たり前のことができてないからだろう? なぜそんなことで苦しむ? 思っているだけで行動しないからだろう? 

そんな単刀直入な返答に、皆が皆口裏を合わせているのかと思うくらい顔を歪める人が多かった。自分は相談に対し、よくなるための考えを言ってみたのだが、単刀直入なのがいけなかったのか分からないが言葉がキツイ、決めつけている、口うるさい、などの意見が多く毛嫌いされることが多かった。

これでは相談が解決していないので改めて言葉を変えてみた。

なぜ聞く耳を持たないの?という言葉に、お前の気持ちすごく分かるよ、何で周りの人は分かってくれないのだろうな? 指図ばかりしてきて嫌になっちゃうよな、でも悔しいけどそれが社会なのかもしれないね、俺等はまだまだ子供なのかもしれないなぁ……どう思う?と言い換えると、そうだよなぁ俺等はまだまだ子供なのかもな、頑張らなきゃな!と言い聞く耳を持つことが多い。

だがまた同じ様なことで悩んでいることも多く、きっとこういう人に「俺等」ではなく「お前」「あなた」で言葉を発していたら聞く耳を持てていなかったであろう。

自分の中では向上心があるから相談して来ると思っていたがこういう人の場合は、甘えたいが故に相談して来ることが分かった。バカバカしいからやめようとも思ったが、しかしこういうことも何かの縁、少しでも自分に関わる人を笑顔にして繋がりを大切にしていけばまた何か見えそうな気がする。

まぁ、顔を歪める人が大半だが、中には素直に「ありがとう」とお礼を言い、やる気に満ち溢れる人もいる。こういう人は「お前」「あなた」で言葉を発しても顔を歪めず、むしろ楽しそうにどんどん質問してくる。こういう人は同じ様なことで悩まなくなる。