どこかの誰かの役に立つ

誰かの役に立つということを考えて今、思い出すことがあります。生真面目な人が悩んでいる時、よく「馬鹿になれ」と諭している人がいます。馬鹿という字は、なぜ、馬と鹿なのか、不思議に思っていました。

馬は、世界的に歴史を見ても家畜として人の暮らしになくてはならない動物。今ではあのかっこいい勇姿と瞬発力がたまらない魅力だと競馬を楽しむ人もいます。人と共存しながら子孫は、絶えることがありません。一方、鹿は、人が近づいても安心で親近感を与えてくれます。

どちらも優しさと親しみがあり、馬鹿になるというのは、こういうことなのだ!と実感しています。

馬のように、鹿のように、自分のことにイライラしないでまわりの人に親しまれる人になりたいと思います。自分自身がいつも喜びと感謝で暮らすことを忘れない為に……。