霊界の世界では、アストラル界といわれています。私たちが生きてきた記憶の中では、せいぜい四次元の世界くらいまでしか理解できないでしょう。この四次元の世界は私たちがいる三次元の世界からは見えません。しかし見える人たちがいることも事実です。私たちが漠然と理解している幽霊と言われている霊的存在、この霊たちがいる世界、この世界が四次元の世界です。

この次元という世界は波動によってできています。物質界もしかり、全ては波動なのです。三次元の世界は粗い波動です。高次元に行くほど波動のサイクルが小さくなります。人間の肉体波動と意識の波動は少し振動密度が違います。意識の波動と肉体の波動は同じ空間に存在することができます。

同一空間に存在することができるということは、それぞれが分離することができるということになります。こういった現象が体外離脱現象である。肉体の波動はそのままで、意識のみの波動数を上昇させたのが体外離脱あるいは幽体離脱という現象なのです。単純な話、この波動サイクルさえ合わすことができれば、この異次元の世界を見ることができることになります。つまり幽体離脱ができれば四次元の世界に行けるというわけです。

人間の体は三位一体といって、エーテル体、アストラル体、肉体の三つが重なって形作られています。エーテル体とアストラル体は肉体のように物質からできているのではなく、意識体となります。意識体は目では見えません。物理的に言えば、量子論の世界なのです。幽体離脱は意識と肉体の分離を指します。

肉体を地上に置いて意識だけが四次元の世界に行くということなのです。意識だけとはいっても、エーテル体とアストラル体は意識と一緒に肉体から離れることができます。特殊な能力を持っている人には、エーテル体とアストラル体が見えていることを霊が、あるいはオーラが見えていると言います。

私たち人間は、必ず全員が死ぬという大前提があります。この大前提を変えることはできません。生まれてきた以上、死から逃れることはできません。人間が死んだ後、通過していく場所が、この次元なのです。仏教でいう所の人間が死んでから四十九日が経つまでは仏教界では、いろいろな風習がありますが、四十九日が経つと五次元の世界から迎えに来てくれるのです。

迎えに来てくれる人はアセンテッドマスターと言って、我々よりはるかに進化の過程が進んでいる大先輩なのです。しかし、すべての人々が五次元の世界に行くとは限りません。どうしても四次元の世界から抜けられずに、そこに留まる人たちも大勢いるのです。本人が気づくことができれば、落ち着くところの五次元の世界に行き着きます。

意識体は物質を通過します、ドアーなど開けなくてもそのまま通過できます。自分がまた肉体に戻りたいという意識になればすぐ元の体に戻ることができます。本来人間はこのようなことができる超能力を持っています。しかし、現在の人類は、その能力を発揮できません。それには、理由があるのです。読み進めていくうちにその理由が解るようになりますのでここでは割愛させていただきます。

※本記事は、2021年9月刊行の書籍『深淵なる地球創造とハイブリッドな人々』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。