【前回の記事を読む】更なる効果を求めて!内臓を元気にする整体法を解説!

関連部位による整体法

C 首のこり整体

首こり病がもたらす3大症状は、1.自律神経失調症、2.めまい、3.緊張性頭痛です。

首こり病が進展すると『頸筋性うつ』が発症します。うつの人は骨盤の歪みと肩甲骨の歪みから頸椎を歪ませ、首の筋肉が硬くなっています。ひどく硬直している人は先に、温湯に浸したタオルを首に巻き、首の筋肉を温めて、ゆるめてください。そうすると首こり整体がやりやすくなります。

首こり病のもたらすその他の症状と原因

イライラ、やる気不足、不眠、パニック障害、慢性疲労症候群、血圧不安症、微熱、ドライアイ、冷えのぼせ、他です。

原因はパソコンなどのうつ向き姿勢、固定した歪んだ姿勢での作業、ムチ打ち、冷え、内臓疾患、過飲食、ヒールを履いており骨盤が歪んでいる、心の緊張、などで首こり状態になっております。

「骨格の仕組みは、体のどの部分の歪みでも結局は首の歪みを作ります。その理由は、首は頭に近くて、最も異常を感じやすく、早く健康改善の対処に取り組めるからです」。

準備整体+関連部位整体(A、B、C)を続けて行なうと、症状が改善されますよ!

1 首らくらく手首ふり体操

始めに首のねじり具合をチェック。足は腰巾で、やや内股で立ち(椅子、正座、割り座OK)、手首を上下に振り、ひじと肩も一緒に振る。同時に腰も左右にねじりながら、ひざの屈伸も入れて足親指に力を入れ、手首、ひじ、肩も振る。息を吐きながら20回。

次に、手首、ひじ、肩を外回し20回、次に内回し20回、腰、ひざ屈伸も同時に行なう。首のねじりがやりやすくなったかチェック。まだ硬いようなら振る回数をさらに増やしても良い。

効果 手首と首と腰、足首、足親指は関連部位であり、肩関節と股関節は関連部位なので、これらの各部分をゆるめることで首の筋肉もゆるみ、身体も気分も軽くなります。

 

2 腸骨と肩甲骨を締める体操

①割り座で、両手は後ろで手の平を合わせて組み、胸を張り、肩甲骨を寄せるように、両腕を上げる。

②そのまま、息を吐きながら前屈して床に額をつけ、両腕をさらに頭の方へ持っていく。額はそのままの位置で両腕を左に持って行き、右胸を天井にめくると右胸が伸ばされる。次に、両腕を右に持って行き左胸を伸ばす。左右交互にゆっくり6回行い、やりにくい方はあと3回行なう。

効果 腸骨と肩甲骨は関連部位。腸骨が締まると、肩甲骨が後ろに行き、胸筋が伸ばされ呼吸が深くなり、また胸筋に首の筋肉が繋がっているので、首がゆるむ。