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念ずれば花ひらく

 
 

季節がくれば、それぞれの花が出番を待っていたかのように咲いてくれます。

無心に咲き続けている花は、ただ自然に咲くだけの存在。亡き詩人坂村真民さんは、「念ずれば花ひらく」と詩によまれています。花は開く、開かないことに執着はなく、自然に咲いてくれるから思いがけない喜びがあり、心を和ませてくれるのです。

「花は、もの言わぬ仏様」と言われたり、「もの言はぬ花に教えられ」たりもするのです。ここで勘違いしてしまうのは、「思ったことは実現する」とか「念ずれば叶う」といったことは、宇宙の方程式にはないということです。執着がないと叶う。執着があると叶わないというただそれだけのシンプルな法則なのです。

自分の夢や希望を明確にしてくり返しくり返し唱えること。何万回と呟くようになると、だんだん執着がとれて忘れたころに念ずれば花が開きます。