代えられず繰り返されぬ空蝉の 命損失何で償う

 
 

汚れてたTシャツ川で洗う友 過去思い出し涙溢れる

 

多種の草顔を合わせる道の隅 歓喜を謳う夫々の生

 
※本記事は、2012年12月刊行の書籍『歌集 星あかり』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。