1975年のフランコ将軍の死亡に伴いスペイン王に即位したフアン・カルロス1世(在位1975年~2014年)国王による自由化の中で1980年に自治権を付与されましたが、ルイ14世(在位1643年~1715年)の孫フェリペ5世(在位1700年~1746年)を始祖とするスペイン・ブルボン朝の直系の国王によってカタルーニャ自治が回復されたのは若干皮肉な経緯ではあります。

スペインは内陸型国家カスティーリャのイサベル1世(在位1474年~1504年)とナポリ、シチリア、サルディニアを領有した地中海国家であるアラゴン連合王国のフェルナンド2世(在位アラゴン王1479年~1516年、カスティーリャ王1474年~1504年)との1468年の結婚による同君連合によって成立した国家で、1492年の新大陸の発見以降統一スペインの関心が大西洋に向き、主導権がカスティーリャに握られていく中で地中海の重要性は長い間省みられませんでした。

地中海貿易の拠点として繁栄したバルセロナは産業革命以降スペイン有数の工業地帯となり、欧州統合で拡大する物流の核として最近その重要性を増し、アムステルダムでお世話になった自動車専用船運航会社の欧州におけるもう1つの物流拠点もここにあります。

自動車専用船運航会社のバルセロナ駐在員は独身であり、週末案内してもらおうかと思ったのですがあいにく東京からの社長出張と重なりこの次になりました。