しかし、ここで疑問が生じます、こんな巨大な建造物を誰のために作るでしょうか?

家臣だったら大切な将軍や王の為に造るでしょう。

しかし、よほどの忠誠心がなければ、造れません。

そうなると造ってもらった「応神天皇」とは誰なのでしょう?

そして家来は?

家来が、弓月の君なら、応神天皇は、弓月の大王ってことになってしまいます。

しかも、十万人以上の民を連れてきているのに、そんな重要な記述が、『古事記』『日本書紀』の日本の歴史書に、まったくないのが不思議です。

彼らの来訪を、何故隠しているのか? 誰が隠したのか? 疑問です!

じゃ「弓月の君」って誰なんでしょう?

ここで魔法を使って調べることにしました、

インターネットの発達した時代です、ユーチューブやネット情報は、調べればすぐに答えは見つけ出せます。

弓月の君は、秦の皇帝の末裔とあります。

え~~~~、キングダム、秦の皇帝、「えいせい」ですよ。

初めて中華統一を成し遂げた秦の国です。あれ? さっきの徐福って、秦の皇帝から、東の国に「不老不死の薬」があるから、持ってこい! って言われていながら、だまして日本に永住した人だと聞いていたけど、この二人には何か共通点があるようです。

日本に来たい理由があったのでしょうか?

う~ん、

話を元に戻して、

弓月の君が、敬愛して墓(城)を造るほどの「応神天皇」って誰なんでしょう?

応神天皇が気になる? とても気になります。

お母さんの神功皇后は三韓征伐をしたとあります。

三韓征伐とは、百済、新羅、高句麗でしょうか?

朝鮮の大半を滅ぼし、「自分の部下が一人殺されたら、相手を十人殺してやる!」

と言って息巻く半沢直樹も真っ青な【元祖やられたらやり返す】の女性です。

気持ちイイ~~~。

がぜん、この女性に興味が湧いてきました。

でも、この神功皇后は九州では、新羅の王女とか言われていて? いろいろ謎の人です。

うーん、新羅の人が新羅を征伐! って私には意味が分かりません。

もう少し、魔法を使って調べます。

※本記事は、2021年9月刊行の書籍『一厘の仕組み』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。