バーティカル検索とユニバーサル検索がサイトのコンテンツづくりに力を発揮

たとえば「コーヒーメーカー」の販売サイトのSEO対策を行うには、「コーヒーメーカー」で検索した際に出現したバーティカル検索項目の並び順やユニバーサル検索の表示要素が、コンテンツ作りにおいて重要なヒントを与えてくれます。

「1からサイトを立ち上げてみよう」、そう思い立ったあなたは、何から手を付け始めますか? サイトといっても、法人のオフィシャルサイトであったり、ご自身が運営するECサイトかもしれません。または、個人ブログの読み物サイトであったり、特定ジャンルに関するまとめサイトかもしれません。

サイトを作る目的をしっかりと思い返して、まずは手を付け始めるべきところはどこでしょうか。WEBディレクションに慣れた方であれば、サイトマップ(サイト構成)を起こす人が多いでしょう。

法人サイトであれば、企業理念や沿革、お客様から質問を受け付けるお問い合わせフォームなどを配置するでしょうか。飲食店であれば「商品メニューの一覧を作って、料金表を設けよう」とか「シェフからのコメントやコンセプトを掲載しよう」と、色々思いつくことがあるはずです。

デザイン重視の方は、まず大まかなデザインを決めるかもしれません。「ロゴは一番上かな?サイトは落ち着きのある青にしよう」「オシャレにデコレーションしたいから画像や動画もたくさん使おう!」というように、ラフデザインからイメージを膨らませるパターンもあるかと思います。1枚1枚、頭の中で思いついたコンテンツを繋ぎ合わせたり、依頼主がいれば、その方の要望を組み入れたコンテンツに仕上げていくのではないでしょうか。

どの流れであっても間違いではないと思いますが、私であれば、思いつきでもなく、依頼主にヒアリングするわけでもなく、まずはGoogleで検索を行ってみます。

※本記事は、2021年10月刊行の書籍『目からウロコのSEO対策「真」常識』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。