役員

銀行が人を減らしているのか、単に人気がなくなってきたのか、多分両方の影響だと思いますが、新卒採用の銀行員が少なくなってきています。

それでも新卒から役員になれる銀行員は非常に少なく、狭き門といえます。

銀行は江戸幕府、閉じた世界ですので、転職者が役員になるのは外銀出身の外国人くらい、中途採用の日本人が役員になるのは聞いたことがありません。役員は銀行と持ち株会社を合わせると百人以上います。「そんなにいるのかー」「そんなに必要かー」雲の上の存在って気がしなくなります。

役員紹介の写真を見ると「なんかフツー。ただのオッサンだし、何が偉いの?」残念ながらオジサンしか見当たらず、オバサンは希少な存在、滅多にいません。これも働き方改革に期待します。

※本記事は、2021年8月刊行の書籍『これでいいのかサラリーマン』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。