北ウェールズを巡る

日曜日に回ったカーナーヴォン城の他に、土曜日にはコンウェイ城を訪れました。カーナーヴォン城と同様、城と町の回りを巡る城壁がそのまま残されており外から見る限りでは13世紀そのままです。その歴史的価値からカーナーヴォン城と共にUNESCOの世界文化遺産に登録されていますが、13世紀の城壁が残っているのは開発が進まなかったからでもあります。

ロンドンからの列車を降りたチェスターからレンタカーで北ウェールズ・アングルシー島を走りましたが、なだらかな斜面に羊が点々と牧草を食んでいる光景は先週行ってきたコッツウォルドとよく似ています。

[写真1]コンウェイ城

この地域のもう1つの観光ポイントはイングランド・ウェールズで最も高い山であるスノードン山(標高1,085m)ですが、この土・日は雨模様でしたので頂上に行くのはあきらめました(春先であり登山鉄道が山頂まで行かず、1時間弱歩かされることも一因です)。レンタカーでスノードン山の回りを走りましたが標高数百メートルでも森林限界を超え草原となり、雨とガスの中ではとりわけ寂寥とした雰囲気でした。

この土・日は、カーナーヴォン城、コンウェイ城でそれぞれ3時間程度費やしたにもかかわらず合計300マイル以上走りました。緑の牧場と高原地帯の組み合わせは、天気のいい夏に訪れればきっと素晴らしいと思いますので、今度は是非家族を連れて観光しようと思います。