すべてのものを再利用する社会ができると、人類は長く生きられる。そういう社会ができるころには世界人口は10億人ぐらいに減っているだろう。やはり人口が多いのは、ゴミや二酸化炭素の排出で、地球環境を悪化させてしまう原因となるのだ。

1億年近く長く経過すると、今度は地殻変動が変わる。地殻変動が少なくなって、地震が少なくなる。地殻変動が少ないことは、地球の大気を保護する地磁気が弱くなる。これは地球の核(コア)が冷えてきた証なので、必ず訪れることである。

対策として人類は、北極地と南極地につながる非常に長い電磁石を作る。人工地磁気を作り、地球の大気を保護する。人工地磁気のおかげで人類は10億年生きられるようになるだろう。それ以降は地球が太陽に近すぎてしまい、暑すぎて生物は住めない環境になるが、地球人類は、力の限り生きる。

世界人口について

国連の人口予想として、西暦2100年には世界人口が112億人になるといわれる。こんなに多くなったら、温暖化問題、食料問題が解決できないと思う。2019年2月5日の米国で、『Empty planet』という本が出版された。

この本では、2049年に世界人口が90億人程度でピークを迎え、以後減少しかしないと書かれている。私もその通りだと考えている。2049年にピークを迎え、以後200年ぐらいで、世界人口は10億人になるだろうと思う。もちろん、日本も人口減少が進み2249年には、現在の1億2千万代から1500万人になるだろうと思っている。

人口が少なくなると、日本国内の経済規模も小さくなってしまうが、世界人口がピークを迎える10年ぐらい前の2039年に、総就労人口が減少し始め世界経済の縮小が起こりはじめるのではと思っている。経済は、どこの国でも縮小するのである。

経済が膨らむ夢を追うのはもう止めましょう。経済拡大は人口増加、廃棄物の増加に直結する。少し考えれば、だれでもわかる内容なのだ。1000年、1万年先に生まれてくる人々のことを考えれば、良くないのは当たり前なのだ。人類は、今生きている人々で終わりではないのだ。

2249年以降、更に人口が減少するのかと思われるかもしれないが、この世界人口10億人が、10億年生きるのに理想なのである。社会はこの人口を維持するように活動することだろう。