受信する音響速度はやければ 己れ忘れて二時間過ぎぬ

 

電報を送りつくして息づきぬ 早や夕暮れて暗き窓外

 

命弱く生き継ぐ吾や冷やけき 柿の若葉に手触れて嘆くも