「ええ?この夢はお叱りの夢だったの?」フォールは心配そうに尋ねました。「昨晩は、ぼくの集中力が足りなかったっていうこと?」

「そうではない、フォール。あれはお前に、顕現(マニフェステーション)の二つの秘訣を示すためだ。秘訣とはね、つまり、信頼集中だ。この次までに、よく考えておくことだ」そう言って、至高の神は消えてしまいました。

フォールは、まさに考え込んでいました。頭で考えても、なかなか掴めない概念でしたが、感情と夢のイメージに戻ってみると、すべてははるかにわかりやすくなるのでした。内面のレベルでは ─ そんな場所があるとは思いもしませんでしたが ─ すべてが知りつくされているのでした。

再び夜の帳(とばり)が下りて、フォールは相変わらず、天使がまた以前のように優しい、ヒントになるメッセージを持って来てくれないかしらと考えていました。天使の訪れを、言葉にできないほど待ち焦がれていたのです。

やっと天使エムは来てくれたけれど、ほかの天使たちも、来てくれるのかしら?

以前は天使たちが毎晩、この世のものとは思えない、愛と知恵とあわれみと喜びのメッセージを携えて、来てくれたことをフォールは思い出していました。天使たちのソフトでしかも力強いエネルギーをもう一度感じたいと、あのささやくような声をもう一度聞きたいと、心から願っていました。

しかし、まだその時は来ていないようでした。その夜に訪れたのは天使ではなく、大きくて、穏やかな竜でした。優雅に、そっと夢の中に現れたのです。