命の川流れ流れてたどりつく 老いのほとりに寄り添い向き合う

 

並んで撮る ぎこちない笑み引きつって それでも笑った自分をほめる

 

並んで撮る 母のほほ笑み柔らかく 逝くひと送るひと沁みる一枚

※本記事は、2021年5月刊行の書籍『最後まで人 介護ひとり百十一首』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。