私が目指すところ

二〇二〇年、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の影響で多くの方が生活に追われました。

私も例外ではなく、治療院の売り上げも激減し、苦しい生活を送りました。この時日本中で、使うお金が隣にいる人を救うという感覚が芽生えたのではないでしょうか。

簡単な例えで説明すると、大手スーパーで惣菜を買うのなら、知人が経営しているお店で惣菜を買うといったものです。

私の使ったお金で隣の人の生活の支えになるのなら、喜んで払いたいと思ったのを覚えています。この時の感覚が、とても印象的で今でも頭に残っています。

今回、新型コロナがあって気づくことができましたが、ハンデを抱えている方にも当てはまることだと思うのです。

「新型コロナで仕事がなくなった」と「病気を抱えていて働けない」って状況は、なんか似てると思うんです。

実際に、病気を抱えているから企業に所属して働けていないだけで、スキルのある方はたくさんいます。どちらも、外的要因によって仕事ができず、生活が厳しい状況になっています。

個人でも立派なスキルを持った方々は山ほどいて、専門家でない人から見たら大手企業だろうが個人だろうが、あまり違いなんて分かりません。

それに、大手企業には下請けがいて、結局は個人が仕事をしているのです。それなら私は、大手企業ではなくその人に仕事を依頼してお金を払いたいと考えます。

以前この話をした時に、病気を抱えている人を弱者と見るなと言われたことがありますが、それは当事者では無いから言えることだと思いました。

病気を抱えていることで、仕事に就きづらい現実があり、体調管理のためにも通院費やお薬代といった生きるためのお金がかかるのです。

そんな現実を前に、病気を理由に輝く人材やスキル、経験を無駄にさせたくありません。活躍できる場さえあれば、病気を抱えていても輝くことはでき、少しでも生活を豊かにできるのです。

この活動は動き始めたばかりだし、漠然としているように聞こえるかもしれませんが、障害を抱えている人たちだからこそ活躍できる場所を作りたいと考えています。

これからの活動を通じて、その人の持つ魅力・価値を発見して、隣の人へ提供していく、私はそんな循環のある居場所を、患者会をつなぐ場所を作っていきます。

一緒に盛り上げてくれる方はぜひご連絡ください!

一緒にそんな社会を作れる方と出会えることを楽しみに待っています。