【関連記事】「病院に行って!」背中の激痛と大量の汗…驚愕の診断結果は

メキシコ国境警察 PART18

コロナ感染防止のための自粛生活も長くなった。

いっときはマスク作りにはまった。マスクはもう充分にある。なお続いているのはビデオエクササイズ。汗を流すことはほんとうに気持ちが良い。

コロナ前まではジム通いをしていた。日本にいた昔からジム通いは生活の一部。今はコロナの為ジムは閉まっているけれど、自分に無理のないようにジムで軽めの運動をしていた。

この自粛生活によって家で食べることが多くなった。近場のマーケットに行って自分の好きなものを買って自分の好きなように作って食べている―幸せ。

特に出かける所もないし服を新調することもない。感染予防から人に会うこともないし人も尋ねても来ない。1人暮らしでいると時には不安と寂しさに駆られる。

ひょっとして部屋で孤独死……?

こんな時いっそうウイルソンとのLINEで救われる。

彼も同じことを言う。不自由な状況の中に置かれている彼も寂しく虚しい気持ちでいるのが解る。いつコロナが終結するのやら……全く先が見えない。

今はパスポートを用意してくれる事務所はコロナの為閉鎖している。

ウイルソンはコロナが終結したらパスポートを入手出来ると言っている。今のウイルソンはまずパスポートを取ることが先。アメリカからヨーロッパ行きの飛行機便が解禁されたら、真っ先にウイルソンの所に飛んで行こう。