頼む! 私にも歌わせてくれい!

私はサザンが大好きだ。もちろん夫婦でサザンファン。今も仲良く一緒にいられるのもサザンのおかげだと思っている。ライブツアーがあると全国おっかけをするほどだ。そのサザンや桑田先生(うちは桑田さんの事を神とあがめているので先生と呼んでいる)の歌を思いっきり歌いたいので旦那とカラオケに行く事もある。

一度おばちゃん仲間七―八人とカラオケに行った時の話! 私以外はみんなお酒の好きな人で、おのおの得意なカラオケに興じていたが、私はオンチなので旦那と二人の時は歌うが、こういう時はほとんど聞き役だった。

まあ、これも下戸の宿命とあきらめていたところ、一人のおばちゃんが、「あ〜○○さんも歌いなよ。確かサザンファンだよね! いとしのエリー入れてあげて!」と勝手に「いとしのエリー」を入れてしまった。サザンファンと聞くと、ほとんど「いとしのエリー」とくる。確かに「いとしのエリー」は名曲だが、私が好きなのは、「ミス・ブランニュー・デイ」という曲。もしどうしても歌えと言うならこの曲を歌いたい。そう思って曲を入れかえて順番を待った。

おばちゃん達は、演歌・歌謡曲、はてはピンク・レディーと大盛り上り! そこへ、私の「ミス・ブランニュー・デイ」の番がきた。「よしっ!」と気合いをいれたしゅんかん、一人のおばちゃんが、「何、この曲、英語の歌じゃない! 誰かまちがえた!」とプチッと消去!「エッ!! それは私の曲だ!」と切れそうになったが、そうか、この人達は、サザンと言えば「いとしのエリー」や「TSUNAMI」くらいしか知らないのか。