そこで私は仕事を休み、必死でパソコンに向かい[不登校]のキーワードをひたすら検索。

そして、ようやく相談できそうな私設の場所を見つけ、子どもと早速訪ねました。相談に乗ってくださったその担当の方がたまたま良かったんですね、本当に運良く。私は不安な気持ちを落ち着かせることができ、子どもも気さくにいろいろ話せたみたいです。

何より、子どもの得意なことを宿題で出してくださることになり、毎日子どもはその宿題に生き生きと取り組み始めました。せっかく家に居るんやからと、私からは何でもいいから本を読むことと、家の手伝いもお願いしました。

当時相談した旧友には、子どもを心療内科でも診てもらった方がいいと勧められて、近くの病院をいろいろ探しましたが、どこも「予約制です」とのことで、すぐに受診できず。

そこで小児科で心療内科もやっているところを教えてもらって行ってみたものの、その問診内容、診断が私以上に子どもを全く理解していない発言だったので、私は頭に来て「もういいです」と心の中で思いました。私が一番子どもと一緒に居る時間が長いのに、知ったかぶって子どもが居る前で傷つくようなことを言わんといて、と無性に腹が立ちました。

おそらくちゃんと心療内科専門の先生に掛かっていれば、きちんと何かアドバイスをもらえたのかもしれませんが、私はこの時、「自分がなんとかする、医者には相談しない」と強く思いました。私が子どものことを一番身近に見てきて、一番理解しているつもりでしたから。