心よく小雨降る
はあまたづみ石打つ音と交々
こもごも
聞ゆ

 

立ち上り
あか
り背にせば硝子戸の吾が影透きて星は輝やく

 

朝雲の棚引く沖の岩小島潮に煙りて定かならずも

※本記事は、2021年5月刊行の書籍『短歌集 蒼龍の如く』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。