京セラの企業理念

【経営理念】

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。

【経営思想】

社会との共生。世界との共生。自然との共生。共に生きる(LIVING TOGETHER)ことをすべての企業活動の基本に置き、豊かな調和をめざす。

【経営の手段】

お客様に喜ばれる製品(心のこもった製品)、並びに誠意溢れるサービス、即ち良い製品をより安く供給し、又常に新技術開発に努め、優れた新製品を供給することにより、商売を円滑に進め、適正な利益を得ること。

社内に於いては、お互いに感謝報恩の心を持ち、お互いに誠をつくし、心と心の信じあう其の心を基にして対立のない、お互いに助け合う大家族主義で運営する。

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創業者稲盛和夫は、「人類が今後も発展を続けながら生きていくためには、「共生」という思想が必要です。それは、地球上に存在する生きとし生けるすべてのものが、「共に生きていく」という考え方です。地球上のあらゆる生物は相互に依存しあって生きています。それは、人間の社会でも同じことです。互いに心を合わせ、助け合い、分かち合うような関係を築き、共に発展を遂げていく。そのような考え方で経営を進めていくことが、これからの社会では求められています。京セラは、今後もこの「共生」の思想にもとづき、人類の豊かな調和をめざした企業活動に努めてまいります。」という。

京セラグループの経営の原点は、稲盛和夫の実体験や経験則にもとづいた経営哲学、人生哲学である「京セラフィロソフィ」である。