「いわ倉」を出て阿知町の交差点から商店街へ。田中花店の角を左へ、「倉敷民芸」の前に出て、先日のテレビで映っていた「倉敷の高級バッグ」を思い出し店内へ。

ここは2001(平成13)年のメルマガ連載の「Keikoのちょっと言わせて」の中の「がんばる商店会長さん」という記事を書かせてもらって以来の知人です。

話題の高級バッグとは、店内の真ん中に多数展示してある、一見買い物籠のことです。大小あり、そのうち最高級のものは、なんと10万円を超えています。

びっくり。オーナーの野嶋さんによると、素材が東北地方の山奥にしかないヤマブドウなのだそうで、編み手はまだいるものの、希少素材のため高いのだとか。

そして、なんと100年もつのだそうです。そしてさらに「えびす饅頭」のお店の前へ。

見ると2、3人しか並んでいない。ラッキー、ここはいつも行列が長くて諦めていましたので。でもあっという間に通りがかった人の行列が後ろに長くついてしまいました。

焼きたてのを1個65円で買い、どこか食べるところを、とぬくぬくを手に持って探しながら歩いていると、無料休憩所の「えびす交舎」がありました。

お誂えにベンチとテーブルもあったのでぬくぬくのうちにえびす饅頭を食べました。

そこは倉敷の古い絵地図を解説したものや、倉敷の町の由来、お祭りには必ず出る「素隠居」のお面と扮装の人形などが展示してあり、観光客には倉敷を知っていただくいい場所だなあと思いました。

※本記事は、2021年4月刊行の書籍『夫と歩いた日本すみずみ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。