しかし、販売業者が、そのサプリメントが特定の疾患に効果があるなどと効能を謳うことは法律で禁じられています。

ところが一般の人は、直接的に効果を表現してくれるほうがわかりやすいので、法律違反の販売業者に飛びつくことが多々あります。

一般の方にとって、どの業者が良心的なのか、インチキなのかを区別するのはとても難しいことです。そこで、話は少しそれますが、サプリメントを選ぶときの注意点として、私が皆様にお伝えしている考え方を少しお伝えしたいと思います。

サプリメントを選ぶときの注意点

1.補完代替医療に詳しい医師や薬剤師に相談する

効果のない、あるいは健康を害するようなサプリメントをつかまされるのを避けるためにも、選ぶときは補完代替医療に詳しい医師や薬剤師に相談するのが一番よいでしょう。

私もサプリメントを選ぶ場合、素材の安全性や含有量、製造メーカー、業者の販売姿勢、研究報告内容、安全性などを自分なりに調査して選んでいます。

医師や薬剤師などであれば、資格のない一般の方が入手することが困難な論文や資料を入手して確認することができます。また、それらの内容を正しく理解して、偏りなく消費者の方に伝えることができます。

どんなに間違っても「○○に効きます」や、「必ず治ります」などというような伝え方は致しません。

2.信頼できるサプリメントを使う

ここでは、私が免疫力を高めることで知られているサプリメントの中で、自信をもって推奨できるサプリメント成分を二つばかりご紹介しておきます。一つは「AHCC」、もう一つは「乳酸菌」です。

※本記事は、2021年2月刊行の書籍『人生100年時代健康長寿の新習慣』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。