公立派VS私立派の「あるある」

私は、学校歴のちがいが、「公立派」の家庭と「私立派」の家庭とで、対照的な考え方やものの見方を生むもとになっているのだと考えています。

それでは、東大に絡んで、公立派と私立派それぞれによくありそうな傾向や考え方、いわゆる「あるある」を挙げてみます! こうして並べてみると、それぞれのちがいが、よくわかるのではないかと思います。

公立派の「東大に絡む私立・公立あるある」

・公立には東大を受ける人があまりいない。見たことがない。

・勉強したい人は私立に行けばいい。でも、私立は、勉強ばかりでかわいそう。行きたくない。

・東大を頂点に、人間が学力で序列化されると思っている。

・東大には「伸びきったゴム」のような燃え尽き症候群の人がたくさんいて、昼間からみんなぼーっとしていると思っている。

・本当は東大のことはほとんど知らない。

・公立から東大に行く人もいる。表立ってはいわないが、内心、やはりアイツはスゴい、真似できないと思っている。

・反面、真似したいとは思わないと言っている。

・東大は、まず自分には関係ないと思っている。一度も関係したことがない。

・理屈では絶対に勝てないと思っている。

・理解し合えない、心が通わないと思っている。

・東大卒は社会に出ると役に立たないと思っている。

・東大の印象はけっこう悪い。勉強しかできないと思っている。

・他人を蹴落としてでも出世しようとする人たちだと思っている。

・将来、楽ができていいなあと思っている。

・東大卒が中央官庁から県庁へ出向してくるのが気に入らない。

・どちらかというと、東大や私立中高はアウトオブ眼中。見えない。

私立派の「東大に絡む私立・公立あるある」

・公立から東大に入る人をスゴいと思っている。でも、よくは知らない。

・公立の人とは不干渉不可侵でいいと思っている。

・私立から東大を受ける人は多い。が、東大平均より偏差値の高い医学部医学科がたくさんあることを知っている。

・私立では多くの人が、東大のことをよく知っている。

・自分も頑張れば東大にいけると思っている。

・東大は面白い人がいっぱいいるところと思っている。

・勉強以外に一芸に秀でている人が多い。たとえば、ゲームがとても上手な人もいる。

・勉強しなくてもできる人もいるが、たいていは懸命に勉強してきた人だ。

・東大生もけっこう自由に生きていると思っている。

・どこにでも、いい人もいれば変な人もいると思っている。

・東大には、日本のトップというより、世界標準らしき人がけっこういる。