土佐の高知の 和太鼓が 吾のこころの 線に触れたり
宮詣り 果たして志摩を 訪ぬれば 真珠育む 波静かなり
混濁の 都会を離れ 神前に 面を伏せば 清まる思い
※本記事は、2012年6月刊行の書籍『日々、燦々と』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。
日々、燦々と【第29回】
50年近く弁護士として活動した著者の急がず、惑わず、実直に生きた78年間の人生が詰まった短編集。
先行きの見えない不況や震災などで何かと暗い話題が多く、希望や生きる活力が見いだしにくい世の中にあって、生きることの素晴らしさ、日々の美しさをもう一度気付かせてくれる短歌集を連載でお届けします。
土佐の高知の 和太鼓が 吾のこころの 線に触れたり
宮詣り 果たして志摩を 訪ぬれば 真珠育む 波静かなり
混濁の 都会を離れ 神前に 面を伏せば 清まる思い