ですから、残りの6名を私が味方につけることができればマーケティングは成功なのです。すべてのマーケティングは「人間関係にある」と言ってもいいでしょう。

それには機能価値を重視するより、存在価値向上のためのEQを高めるほうが優先順位は高いと私は考えます。なぜ、P&GやグーグルはEQを推進するのか?

それは、「出会ったすべての人を幸せに」と社員全員が思えるようになったら「小さな会社は、この世に価値ある小さな会社」となるからではないでしょうか。

小さな会社のほうがP&Gやグーグルより、全社員がEQを高めやすいのでしょう。そして、アドラー心理学とEQはリンクしているところもありますので、同時に学ぶことが可能です。

ただ、現在は過去と異なる時代です。普遍的な法則を追求して、ほかはすべて捨て去り新しい時代のマーケティングを創造してください。

どんな状況でも、良い面、悪い面があります。そして、対応する相手に勇気を与える言動をとることは、EQが高ければ可能です。たとえ新型コロナウイルスが経済に影響をもたらしても、考え方を環境に合わせて変える必要はありません。

あなたの持った正しい考え方は、1年中温度を変えない井戸水と同じです。

正しい心を持って、アドラー心理学を学び人の意識を知り、常に周囲に勇気を与えるには、EQを学ぶことが役立ちます。

※本記事は、2021年3月刊行の書籍『惹き寄せるチカラ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。