フクロウカフェ

毎週水曜日は英会話レッスンの後、ランチして映画を観ています。今日も新宿の小さな映画館に行ったのですが、上映時刻の二時間ほども前だったのに、もう売り切れ。

そんなだと分かっていたらネット予約して行ったのに、マイナーな単館上映作品だからと油断していました。近くでランチして、やはりその近くにできたというフクロウカフェ「もふもふ」に行ってみることにしました。

ネコカフェのように、テーブルやソファがあるのかと思ったらさにあらず。雑居ビルの5階の小さな部屋に、バレエの練習バーのようなものが4本渡してあり、そこに九羽の様々な種類のフクロウが静かにつかまっている。

40cmほどの大きなものから、15cmほどの小さなものまで。お客はコートやバッグを入り口で預け、両手を消毒してフクロウ部屋に入ります。フラッシュは使わないとか驚かさないとか、いくつかのルールはありますが後は自由に触ることができます。

お店の人に頼めば、頭や肩に乗せることもできる。フクロウってこんなにもふもふなんだ。そして頭が270度廻る! いや、可愛いじゃん……そういえば私は子どもの頃、手乗り文鳥を飼っていたのだった。

お店の人の話では、そこにいるフクロウは皆、ブリーダーから買い付けて小さな頃から人に馴らしてあるのだそうです。そうじゃなければ猛禽類だもの、こんな風に肩に乗ったりしないよねえ。

大きなフクロウは肩に、小さなフクロウは頭に乗せて貰いました。問題はひとつ。いつ何処で糞をされるか分からないということ。実際、頭の上や、セーターの上でされてしまった人を目撃しました。

小さなフクロウのそれは、まあ可愛いものですけど、大きなフクロウのは、液体状でかなりの迫力があります。中々のスリルとワンドリンク付き、1時間1500円。こんな小さな店なのに、海外からのお客も目立ちました。

(2016.2.3)