干し椎茸

椎茸が含むグアニル酸は、鰹節のイノシン酸や昆布のグルタミン酸と併せて、和食の土台である出汁の三本柱の一つに数えられます。

干し椎茸の香りと味には強い存在感があります。またみりんや醤油といった日本の伝統的な調味料と合わせると、劇的な美味しさを発揮します。

椎茸の出汁

美味しい椎茸の出汁の取り方

どんなに時間がなくても椎茸を無理やり熱い湯で戻すことはやめましょう。椎茸も水出しを推奨します。椎茸の旨味成分であるグアニル酸が最大限に出るのは10時間と実証されています。時間をかけて戻しましょう。

椎茸の出汁ができ上がったら、まず、うどんや素麺のつけ汁としてお召し上がりください。

材料(2人分)

干し椎茸 4枚

水 2L

醤油 大さじ1

みりん 大さじ1

酒 大さじ1

作り方

1 干し椎茸は水を張ったコンテナに入れ、冷蔵庫で10時間おく。

2 冷蔵庫からコンテナを出し、椎茸を刻む。

3 椎茸の戻し汁に分量の調味料を入れ、椎茸を入れて煮る。

4 よく冷やして麺と一緒に。