猫も杓子もボーリング時代の始まりで、マイボール、マイシューズを購入し、高校の仲良し3人と大会にも出場しましたが公式ゲームの得点は200点ぐらいでした。

1ゲームはパーフェクト300点で最低得点は0点、ボールを転がして先にある10本のピンを倒すだけの単純な屋内スポーツですが、レーンの油の塗布状況によってボールの滑り、スピード、曲がりが微妙に違います。

そのため高度なテクニックが必要なスポーツとわかってブームが去ったのかもわかりません。また、ブームの頃はゲーム代金が物価水準に比べ高かったです。

ボーリングに行かなくなるとマイボールほど処理に困るものはありません。6キロ前後の球ですからどこへでもコロコロ転がります。我が家では初めは漬け物石の代用でしたが、それもままならずに最後は芝生の庭に転がっており、無用の長物でなくて球でした。

※本記事は、2021年2月刊行の書籍『未来なに彩』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。