ただ一人 広き校舎に 寝ねし夜は 窓打つ雪に 目ざめていたり

 

 

国電が 上を過ぎ行く 教室に 商法教える 講師ぞ吾は

 

死体解剖の 寒き部屋にて 失神せる 若き級友に コートをかける

※本記事は、2012年6月刊行の書籍『日々、燦々と』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。